わが国はやはり農業、漁業が主であるべきか?

日本は国土が狭く、しかも山間地で農業をするには通称だんだん畑や米作りは棚田によるしかなかった。いま生産者農家も高齢化によって、より以上の体力が必要とされる棚田がどんどん姿を消している。しかし異常気象が進行している現在、集中して豪雨が振る地域帯で、山が荒れて治水能力を失い鉄砲水による被害で、大勢の人々が命を失い、家を失っている。

そこでいま棚田がこれまで山間地の治水に大きな役割を果たしていたことが見直され、一部の市民団体で棚田の保存存続の機運が高まっている。なぜ棚田が治水効果があるかというと、稲づくりは梅雨期にはじまり、日本列島に台風が押し寄せる秋口まで十分な水を必要とし、整備された田畑が梅雨期の雨、台風時期に振る豪雨を吸収してきた。国交省等の調査によると、全国で山が荒れて数十万箇所も、豪雨がくれば地すべりや土砂崩れによる被害が出る可能性が高いところの存在が確認されている。

当然、そういう危険性のある箇所の住民に注意を促しているが、引っ越すわけにもいかず、山が個人の所有だったりして、手つかずのままで危険が放置されているという。数百年に渡り大過なく暮らしてきた山間部で土砂崩れが頻発し、その危険性が高いということは、近年の異常気象による雨量の増加。加えて写真のような棚田なども一因とされている。将来の食料不足にも直結している。

いつの時代にも流行のビジネスというのがある。「IT」なんて言葉が出てきて10年以上になるが、インターネットビジネスは変化が早く、ぼーっとしてたらすぐに取り残される。SEOコンサルティングという仕事も今はニーズとマッチしているが、これから先10年はどうなるかまったく不明だ。そんな中、人間生きていれば食事は絶対にするわけだから、田んぼや畑にまつわる仕事は絶対になくならない。女性における化粧品と同じだ。

先日サントリーが化粧品業界に名乗りを上げたのだが、そういった行動も確かに大切だと思うが、「鉄板のビジネス」を深く考え検証して、そこにお金と労力をつぎ込むのも固い戦略だと思う。ましてこれから高齢者が増えていくわけだから、米と野菜を主とした食事は絶対に間違いないところ。若者が都心へ離れる中、あえて地方で虎視眈々も面白いのではないだろうか。

参考サイト:農業林業漁業求人情報/就職支援・新規就農情報の第一次産業ネット SANGYO.net